原爆記念日といえば
スイスのニュースで伝えられる、広島の平和記念公園での追悼式の様子で “あっ、そうだった今日は原爆記念日だ…” と、ついつい忘れてしまいそうになる自分を戒める。
思春期の頃読んだ、漫画 ”はだしのゲン“が、わたしにとっては原爆が及ぼした被害に関する、大事な情報源の一つで、圧倒されながら最後まで一気に読んだのを覚えている。
人をケアする中で考えた命
高齢者介護に従事した14年間、そしてホスピスで勤務する機会を得てから、今、わたしにとって、死がさらに身近になった。
人生の最期を、一日一日を、一時間一時間を、1分でさえも大切にして、最愛の人たちに寄り添われながら、患者さん一人一人が静かな、厳かな死を迎える。
一方で、あっという間に、戦争という大義名分で、意図的に、大量に奪われる命がある。
このギャップに、無関心ではいられない。
命の重さ
命の重さに、差はないはず。
だから、この差は、存在してはならない。
私達が住む大宇宙?Universe (さらに Multiverse の可能性も…?)、気が遠くなるほど大きい宇宙、地球はその中のちっぽけな、本当にちっぽけな星。
こんなにも大きな宇宙の中で、地球上で起こっている揉め事なんか、取るに足りない。
命の奪い合いは、あってはならない。理由がなんであれ。
この日を忘れないでいよう。
合掌